採用した人材を即戦力、さらには将来の幹部候補や役員候補として育てるためには、「新人研修」が重要な要素を占めます。下記では、新人研修を成功させるポイントをご紹介します。「新人研修を成功させたい」とお考えの研修担当者の方は、是非お役立てください。

企業が掲げる経営理念は、企業が最も大切にしている考えであるため、それをきっちりと新入社員に伝え、浸透させなくてはなりません。

新入社員が経営理念をはじめの段階で理解していないと、中にはどのような心構えで仕事を行えば良いのか分からないという新入社員も少なからず出てきます。そのため新人研修ではまず、きちんと経営理念を教える事が大切なのです。

新人研修では経営理念と共に、何かしらのメッセージを伝えたいと多くの企業は考えていると思います。しかし、そのメッセージが曖昧なもので、たった一度きりの伝達では、メッセージの意図を理解する事が出来ません。

「伝えたい事」「理解してほしい事」を明確にし、何度も何度も繰り返し伝え続ける事で、メッセージは新入社員の心に刷り込まれます。そしてそれが、意識・行動の変化に繋がるのです。
したがってメッセージは明確に伝え、繰り返す事を意識しましょう。

新人研修の講師を自社社員ではなく外部に依頼する場合は、良い講師を選定するようにしましょう。

良い講師というのは、セールスや業務などの実績がある人、現場で苦労を経験しながらも成功を収めた人、企画を構想だけでなく実際に実現した人など、いわゆる「デキる」講師の選定がポイントです。またマインドをポジティブに導く術に長けている講師も、社会人になりたての新入社員には適切な講師と言えます。