取り巻く環境が日々変化するビジネスシーンにおいて、管理職、つまりリーダーは大きな役割を担います。そんな大きな役割を担うリーダーにはどのような「能力」が求められているのでしょうか。

こちらでは、その求められる能力をご紹介致します。特に、最近リーダーになった方にはおすすめしたい内容となっていますので、是非ご参考ください。

部下が何かしらのミスをした場合、多くのリーダーは「もっと早めに相談してくれれば…」と思うでしょう。しかし部下がミスをした背景には、「相談がしづらい雰囲気」という事が原因のケースもあります。すなわち、そのような環境が原因で発生したミスは、少なからずリーダーにも責任があるのです。

相談しづらい環境にチームがならないためにも、リーダーは聞き上手である事が大切です。リーダーが部下の相談にしっかりと耳を傾ける事、それが部下の成長に繋がり、チームの仕事の効率性を向上させます。

業績が良い時はニコニコ顔なのに、その反対の状況である時は渋い顔になるというリーダーは少なくありません。こうした余裕のない表情や行動というのは部下の不安を煽り、時に萎縮させる事になります。常にリーダーの機嫌を伺う人材になってしまい、自主性はほとんどなくなってしまうでしょう。

そうならないためにも、リーダーは常に平常心でいる事が重要です。良い時も悪い時も平常心でいる事が余裕のある表情や行動へと繋がり、それが部下に対してプラスに働きます。

成長する気がまるでないリーダーに「常に成長を続けろ」と言われても、その背中を追いかける部下は皆無に等しいでしょう。「成長する事を怠らない」、これも優れたリーダーには必須の能力です。

自身の長所と短所をしっかりと理解し、その上で短所を補う努力や長所を伸ばす努力を心がける事が、部下やチームの成長に繋がります。リーダーは成長する事を怠らず、チームの模範である事を心得ておきましょう。