簡単に言うと、コーチングは、クライアント自身の気づき、意思決定、実践、学習などで、
クライアントが「本来持っている力や可能性の最大限発揮するため」の支援活動です。

セラピーやカウンセリングは、主に、現在抱えている「問題や悩みを解決するため」の援助活動です。

セラピーは具体的な医療行為などの積極的治療を行いますが、
カウンセリングは医師ではないので治療はしません。相手の内的変容を促す事になります。
能動的なセラピスト、受動的なカウンセリングと言えるかもしれません。

なお、以下のような説明を良く見受けられますが、表面的見解であり、誤認識と言えます。
コーチングとは、目標を達成するために
現在から未来、行動を変えること、に焦点を当てる

カウンセリングとは、問題を解決するために
過去、現在の問題の背景や原因を探求すること、に焦点を当てる

なお、
コーチングは、経営論や組織論から発展し、
カウンセリングは、教育心理学、産業心理学、社会心理学、学校心理学、臨床心理学などの心理学から、発展、
セラピーは、臨床心理学から発展しました。