2019.11.17
NLPの「コンテンツ」の扱い・・浅い人は間違えて受け取ってしまう。
NLPの「コンテンツ」の扱い・・浅い人は間違えて受け取ってしまう。
コンテンツって何?!
NLPを少しまとまって学んだ方は、 コンテンツというワードに聞き覚えがあると思います。
ざっくり言うと、自分の価値観や信念の事です。
NLPは、コンテンツフリーなんて言われますが、それは、 コーチングやカウンセリングなど、
対人スキルにおいて、相手のコンテンツ(考え、思い) などを一切聞くことなく、また、 自分のコンテンツを出すことなく、 結果を出せると言う意味なんです。
しかし、多くの人間は違って認識している事をしばしば目撃します。
コンテンツを出す事が悪いモノであるかのように思い込んでしまう わけです。
また、トレーナーはコンテンツを出してはいけないと思い込み、 自分らしさを消してしまうトレーナーも数多くみかけます。
が、ハッキリ言います。これらは全て間違いです。
そして、様々な事象を解析して、結果を推察したもの、つまり” 見識”をコンテンツと思い込んでる人も結構おられますが、 これも間違いです。
これらはコンテンツではありません。 これらは結果でしかなく、状況が変われば変わるものだからです。 私たちも、ブログなどでしばしば、「マスコミは癌」などと批判していますが、報道の中身が変われば、「マスコミが癌」 とは言わなくなるでしょう。 これは信念ではなく、解析した結果でしかないです。
コンテンツとは、価値観念であり、 信念から直接くるものであって、 周囲の状況が変わっても自分の価値観そのものが変わらない限り、 変わらないものです。
(例えば、私たちの場合、「メディアは他国のためではなく、 日本国民のためになる報道を心がけるべきだ」とか、「 政治発言で価値観誘導してはならない」など、です。)
そして、コンテンツは、とても大切なものなので、 個人のそれは大切にした方が良いです。
ただ、本当の意味で自分を変えたければ、 コンテンツも含めて変えていく覚悟が要ります。
多くの人はこれができないので、 結局表面的にテクニックだけ身に着けてしまうケースになってしま うのです。 表面的に人を褒めて、誘導しようなんてしてしまう人、そして、 断わり方、口説き方、交渉の仕方、など、 極めて表面的な事を重視する人が多いのはそのためです。
コンテンツは大事なのですが、強すぎては、悪影響にもなります。
それが善意であれ、 人のやることに横から干渉してしまったりします。 相手の都合とか、 色々なものを考えられなくなってしまいがちなのです。
それは一対一対話における自己主張や相手に対する期待値という形 で見えてきます。
相手に対する期待値が自分の思っている事= 自分のコンテンツと違った場合、不満が出たり、 ある一つの事実以外の事を見れなくなってしまうわけです。
NLPのスキルはコンテンツフリーです。 それは間違いではありません。
ただ、それはスキルを用いる時においてです。
しかし、コンテンツは大事なものであり、 それ自体を否定するものではない事
そして、大事ではあるけれど、 強すぎるコンテンツはマイナスである事
を覚えておいてください。
これを分かっていないトレーナーが多すぎて、 誤解が多すぎるので、この記事を書きました。
少しややこしかったかもしれませんが、 皆さんの御理解の足しになったのであれば、幸いです。
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