どうして人は変われないのか?(2)
どうして、人は変われないのか。
変わりたいと思う人は多々います。
もっと成功したいと思っている人もいます。
今の状況から抜け出したいと思っている人もいます。
そして、みんな努力しています。 本などを読んでるかもしれません。
しかし、人はなかなか変われません。
表面的な理解、楽して変ろうとすると逆にマイナス
自分を変えるためには、一定のレベルで自分のこれまでの思考パターンを否定しなければいけない事が必ずあります。
しかし、多くの人は、変りたいとは思うけど、人は自分自身のこれまでの積み重ねたものを信じたい側面を持っています。自分を否定したくなんかありません。
その結果、思考パターンを変える事をせずに、表面的なスキルなテクニックに走る人が結構おられます。
そうでなくても、かなり表面的に、自分のこれまでの思考パターンにてらしあわせて、自分に都合良く、受け取り、逆に、マイナスに作用する事もあります。
今回は、人生を大きく変える事すらできるNLPを例にとり、NLPですら、表面的に理解してしまうと、逆効果である例をみていきましょう。
大きく変わる事のできるNLPですら、下手な理解をすると、逆に人生を悪化させるかもしれない。
NLPは超実践的な、総合心理学、脳科学といったものです。
表面的に学んでしまうと、大やけどを負う事があります。
(どんな強力な良い結果が得られるのか、は、後述します。)
いくつかの例をあげて説明しましょう。
・人の気持ちに寄り添えなかったり、ラベル化( これはこう言うものと言う決め付け)が強い人がいます。
例えば自分が参加したセミナーが、自分の思ったとおりでないと、
こんな事を学びにきたのではないなどと、泣き出したりするし、
誰かのために何かをしても、自分がこんなに沢山「してあげた」”
こういう人は、自分のこだわりと、ラベル化(
・ひどい場合は、自分の考えにそぐわなかったり、 気に入らなかったりすると、批判をはじめ、他人をおとすことで、 自分の価値を高めるようなトークをします。
・指摘を自分への批判と捉えてしまったり、 自分の主張を受け容れられないと感じたら、 その相手に恨みを抱いてしまう人もいます。
・自分の主張で周囲を振り回した挙句、 いざとなると無責任に突き放す人もいます。
こうした結果は、NLPのスキルを活用するあまり、
一般の方でもそういう方はいますが、
つまり、先に述べた、自己肯定感が高まりすぎているのと、
・金銭の稼ぎ方を教えてやる/もっと学んでたくさん稼ぎたい、 なんて言う人もいます。
そもそも金銭は目的じゃないはずで、
トレーナーですら、こんなトレーナーがいるのです。
学びたてのクライアントで良くやってしまうのは、
常にポジティブにした方が良いと思い込んで、
まったく相手を見ようとしていませんよね。 別に悲しみに沈みたい事が悪なのではありません。
・他人が話す全ての結果や言動を自分の手柄にしてしまう男性と女性 を見たことがありませんか?
こういう人は、自分が正しくないとおかしい、と言うメンタルに、
他にも、自分の言動に責任を持たなくなって、
彼や彼女たちの場合は、NLPを学ぶ中で、
いずれにせよ、
このようにNLPを表面的に学んでしまうと、
しかし、しっかりと学べばこんな結果になる事はないと思います。
こうした結果は、完全にトレーナーや団体の責任ですので、
まとめると、
・NLPは表面的に学んでしまい、
・逆に、深く学んだり、良く理解していて、
この二つの事は是非、覚えて置いてください。
なお、どうしてこんなネガティブな事を書くのかと言えば、時折、
「他校などで見ていると、NLPを学んだはずなのに、
その答えが今回記載した内容になります。
次項では、NLPの可能性の話、しっかり学べばどれほど良いものなのかについて述べます。